捻挫の応急処置
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捻挫(ねんざ)とは、スポーツや日常生活で足首や膝、手首、指などの関節を捻って痛めることを言います。関節を捻ると筋肉や腱、靭帯、関節包といった周囲の軟部組織を傷つけてしまいます。
暖かくなって活動量が増え、当院でも最近足首の捻挫で来院される方が増えています。
足首の捻挫は段差を踏み外した際や、スポーツでジャンプの着地の際などに多く発生し、特に骨の形状から内側に捻りやすくなっています。
もし、自分や周りの方が捻挫をしてしまった場合は、応急処置を行っておくと、経過が良いとされています。
応急処置の基本は「PRICES」処置です。
Protect:保護
Rest:安静
Icing:冷却
Compression:圧迫
Elevation:挙上
Stabilization/Support:安定/固定
の頭文字を取ったものです。
まずは炎症が起こっている24~48時間は冷やす事を徹底して下さい。
「冷やして良いのか?」「温めて良いのか?」分からないという方が多いと思うので、分からない場合はご相談ください。