お知らせ

足首の捻挫は早めの処置‼

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<症状>

足関節捻挫のほとんどは、関節の形状から足関節を内側に捻って生じます。

その際、外側の靭帯(特に前距腓靭帯)が損傷します。

外くるぶしの前や下に痛みがあり、腫れや内出血が出ることもあります。


<病因と病態>

スポーツなどのほかに、歩行時でも段差などで生じることがあります。

靭帯の損傷程度によって、捻挫の程度を三つに分けています。
靭帯が伸びる程度の損傷を
・・・競技復帰まで34程度

捻挫靭帯の一部が切れるものを・・・競技復帰まで23週間程度

靭帯が完全に切れるものを捻挫と定義しています。競技復帰まで12か月程度


<当院ではこのような施術を行います>

評価

まず靭帯の損傷の程度、骨折の有無を診ます。骨折が疑われる場合は、固定を行い近くの整形外科に紹介状を書きレントゲン検査を受けていただきます。その後の、管理・固定等は当院でも可能です。


Icing 腫れや内出血を抑えるために冷却します。


超音波(URTRA SOUND

固定中は、循環が悪くなり組織の修復が遅れるため、超音波で細胞に刺激を入れて靭帯や軟部組織の腫れや内出血の軽減、痛みの早期軽減を図ります。

通常の手技や電気では届かない深部に直接刺激を与えることができます。


テーピング固定

捻挫後は足関節が不安定となっている為、テーピングで固定を行い、歩く際の痛みの軽減やスポーツ活動等での再捻挫の防止を目的に固定を行います。


固定具の作成

靭帯損傷が酷い場合や、痛みが強い場合は、足の型を取って固定具を作成します。

自分でも取り外しできるものもある為、お休みの間なども固定をしていただけます。



足首の捻挫は最も頻度が高いですが、治らないうちに活動を続けてしまうと、慢性化し再捻挫を繰り返したり、軟骨の変性につながる事があるので早めに固定、再捻挫の予防を行っていくことが重要です。